ゆめちゃんと一緒

yumeflower.exblog.jp
ブログトップ

生まれてきて、よかったね

a0076187_1285982.jpg




今まで、お産があったら勤務時間外でも、次の日勤務がある日の夜中でも、お仕事が休みの日でも、病院に呼び出されてお産の介助をさせてもらっていましたが、めでたく、25人の赤ちゃんと一番最初に対面でき、通常の3交代の勤務となりました。
この2ヶ月・・・本当に辛かったです。
1日24時間のうち、仕事をしていなかった時間がたったの3時間、なんて日も、何日もありました。
文字通り、”寝るまもなく”働いたんです。
産婦さんや赤ちゃんのケアをする以前に、自分の心と体を正常に保つのに、苦労しました。
医療事故を起こさず、この2ヶ月を乗り越えることができて、本当に良かった・・・。
皆さん、応援ありがとうございました。皆さんのブログ、コメント、とっても癒され、パワーになりました。
a0076187_12163790.jpg
これからは、ちょっとづつ、先輩助産師さん達のもとを離れて、独り立ち。
”自分だけに仕事を任されて、壁にぶつかって、どうしてよいかわからなくなったり、”ひやり”としたり、そういう体験をしなきゃ、成長できないからね。”
って、先輩には言われるけれど・・・・
お産があって呼ばれる生活も試練だったけれど、これから、ますます、自分が試されるんだろうなぁって思います。
a0076187_12215712.jpg
この2ヶ月、辛くて、辛くて、自分を見失ってしまったり、自分が生きている意味がわからなくなったり、産婦さん、赤ちゃん、患者さんにケア提供できる心と体の状態じゃないときも、ありました。
辛さと、疲れと、緊張で、心からの笑顔が、まったく出なくなってしまったのです。
「仕事を辞めてしまいたい・・・」「逃げて、どこかに隠れたい」「今までの人生を、白紙に戻してしまいたい・・・」なんて、思っていました。
ずっと一緒に人生を歩んでいきたいと思っていた人を、いつも”それでいいんだよ、頑張っているね”って認めてくれていた人を、失ったことも大きなダメージでした。
a0076187_12304745.jpg
”こんな私なのに、生きていて、生まれてきて、よかったんだろうか?”
”こんな私が、仕事させてもらって、今ここで、こうしていて、良いのだろうか?”
そんな思いのなか、2ヶ月を過ごしてきました。
技術や知識は、後から挽回できるかもしれません。でも、笑顔や仕事に取り組む姿勢は・・・・。
そんなメンタル面までも、出来ていない自分が、情けなくて、辛くて、嫌でした。
a0076187_12373761.jpg
そんな中、勤務で病院に行ったら、お産を介助させていただいた産婦さんが私を見つけたとたん、
パァッと笑顔になって「本当に、ありがとうございました~」って言ってくださいました。
”ありがとう”って、伝えなければならないのは、こちらの方なのです。
こんな私に、とっても素敵な笑顔を、本当に、本当に、ありがとう。

たくさんの赤ちゃんが生まれて、生まれた瞬間の赤ちゃんをみて、
”無事に、生まれてきてくれて、本当にありがとう!みんなで、待っていたんだよ~”
って、そう思う自分がいることに、気が付きました。
こころから、ホッとしている自分がいました。
a0076187_124447.jpg
いつか、もっと時がたって、私がこの2ヶ月で出会った赤ちゃんたちが、大きくなって、”私は今、こうして生きていていいのかな”って、悩むときがくるのかもしれません。
私も、これから先、もっと大きな壁に突き当たることがあると思います。

赤ちゃんたちに、みんなに、そして自分に、
「生まれてきて、生きていて、良かったんだよ。いてくれて、ありがとう」

生まれたての赤ちゃんのぬくもりを思い出して、あのお母さんの満面の笑顔を思い出して、
自分も笑顔で、そう言える自分でありたいなぁ。と思いました。
[PR]
by yume-medaka | 2007-02-16 13:03 | お仕事のこと