ゆめちゃんと一緒

yumeflower.exblog.jp
ブログトップ

金木犀のかほり

a0076187_22471897.jpg

すっかり秋ですね~。お庭の金木犀が「秋だよ~」って教えてくれています。



ゆめの大好きな作家の一人、廣瀬裕子さんの本の中に、こんなお話があります。
a0076187_22495343.jpg
秋の夜、彼と二人で道を歩いていた時のことです。
廣瀬さんと彼は、ふいにキンモクセイの香りに包まれました。
その瞬間、二人は、同時に大きく息をし、そして顔を見合わせ、香りを胸にとじこめるように一瞬息をとめ、そのあと、ゆっくり息をはいたそうです。

そのとき、廣瀬さんは、こんなことを考えたそうです。
   
   こうしてあたらしい季節のはじまりを
   ふたりでむかえられること
   同時に感じられることを大切にしていたい。
   こんなふうにふとした瞬間にその思いを共有する
   そのことで、目に見えない何かが
   ふたりをしっかり結びつけていく。
   
a0076187_22553929.jpg
何気ない日常のちょっとしたことを、一緒に感じることができるのと、できないのとでは、気持ちの安定がまるで違います。
やっぱり、相手の感じていること、考えていることが、見えないのは、不安。
本当に、分かり合えているのか、つながっているのか、わからなくなってきてしまうのです。
a0076187_2324791.jpg

こんなことを考えたのは、今日はゆめは、そんな不安にかられて、大切な人に、わがままをぶつけてしまったから。
支え合って一緒に歩いていくはずなのに、「自分を支えてほしい」という思いばかりに心が奪われてしまいました。
反省。相手の状況を考える思いやりの心を忘れてしまったのです。
a0076187_2364843.jpg
金木犀の優しい香りに包まれながら、そんなことを思った、秋の日でした。    
[PR]
by yume-medaka | 2006-09-23 23:14 | 大切な人たち